ジャズピアニスト、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の、数々の名曲のご紹介です。
ホレス・シルヴァーについての詳細はこちらをご覧ください。
ホレス・シルバー(Horace Silver) が作曲した名曲
ニカズ・ドリーム(Nica’s Dream)
さまざまなジャズメンたちを支援したパトロネスとして有名で、かのチャーリー・パーカーの最後も看取り、セロニアス・モンクにいたっては最後は家族ごと面倒を見ていたというニカ(Nica)ことパノニカ・ドゥ・コーニグズウォーター(Pannonica de Koenigswarter)にささげられた、有名曲。
「ニカの夢」という邦題がついてますが、あんまり浸透してなくて「ニカズ・ドリーム」と呼ばれることが多いです。
ニカについては、詳しくはこちらをご覧ください。
ロンリー・ウーマン(Lonely Woman)
こんな美しいバラード曲も作ってます。
「ロンリー・ウーマン(Lonely Woman)」にはホレス・シルヴァーが作曲したのと、オーネット・コールマンが作曲したのと2曲あるのでご注意。
こちらはオーネット・コールマン(Ornette Coleman)が作曲したほうの「ロンリー・ウーマン(Lonely Woman)」
同じタイトル「ロンリー・ウーマン(Lonely Woman)」ですが、ホレス・シルヴァーとオーネット・コールマン(Ornette Coleman)が作曲した曲は、別曲です。
さみしそうな女性は、曲になるのか?
(たぶん美しければそうなのだろう)
ほんで、なんで「ロンリーマン(Lonely man)」はないねん!男女差別かいっ!と思てたら、日本が誇るバンドショーグンが「ロンリーマン(Lonely man)」を演ってはりました。
(さすがショーグン。わかってはるわ!)
私はこのショーグンの音楽のナイスさや、おしゃれさは世界に誇れると思ってます。
44マグナム(私世代しかわからんやろけど、京都出身のヘビメタバンドです)も「ロンリーマン(Lonely man)」という曲を保持。
セニョール・ブルース(Senor Blues)
「セニョール・ブルース(Senor Blues)」スペイン語で男性への呼びかけに使われるセニョールのブルースという曲。
ドゥードリン(Doodlin)
こちらも楽しい曲。
ホレス・シルヴァーの曲はボーカルの歌心を刺激するのでしょうか。
この曲にも歌詞がつけられて、サラ・ヴォーンや他のボーカルも歌っています。
ラテン調のファンキーな、聴いていると、思わずからだがリズムに乗ってしまう、そんな曲の数々を残したホレス・シルヴァー。
ピアニストとしても、コンポーザーとしても大好きです。
ファンキー、最高!
ホレス・シルヴァーの代表曲の1つ、「ソング・フォー・マイ・ファザー(Song For My Father) 」については、また別に紹介しています。