Lover Come Back To Me 聴き比べ【Inst】

「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」

通常アップテンポで演奏されることが多く、ライブなどでも熱い演奏が繰り広げられる曲です。

この「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」をインストで聴き比べです。

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「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」を歌もので聴き比べもしています。

「Lover Come Back To Me」聴き比べ【Vo編】
去っていった恋人に、帰ってきてと歌う「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」。歌もので聴き比べです。通常アップテンポで歌われることが多い曲ですが、サンバ調、バラードなどなど、さまざまな曲調で聴き比べしました。

 

クールジャズのスタン・ゲッツ(Stan Getz)も、「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」は熱く演奏。

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チャーリー・パーカー(Charlie Parker)のこの演奏で、「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」とバップの相性が最高だと証明したようなものかと。

ドナルド・バード(Donald Byrd)の「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」は、よりスリリングなバップといった感じ。

エロル・ガーナー(Erroll Garner) は「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」を、小粋に軽くスイングさせます。

スリリングで熱い演奏の「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」もいいのですが、エロル・ガーナー(Erroll Garner)のような小粋な「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」も、またいいです。

エロル・ガーナー(Erroll Garner)については、譜面が読めなかった&左利きだったという2つが原因で、他のピアニストとは違う、個性につながったという話もあります。

譜面が読めなくても「ミスティ(Misty)」なんていう名曲を作ってしまうのですから、すごいです。

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イントロから、バディ・リッチ(Buddy Rich)のドラムがさえわたる「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」

通常これだけたたいたらうるさいはずなのに、すごいドラマーはこれだけたたいても、ちっともうるさくない。

でも、うるさくないドラマーってなかなかいないように思います。

ズート・シムズ(Zoot Sims)とアル・コーン(Al Cohn)の2人で奏でる「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」

テナーサックス2本というめずらしい構成ながら、同じバンドに在籍していただけあって息ぴったり。

盛り上がってくると、片方がソロをとっているバックでも、遠慮なくぶりぶりと吹きまくり、2人で同時にソロを吹いているような状態に。

それがスリリングで、思わず聴きこんでしまう名演。

アップテンポで演奏されることが多い中、ゆったりとしたテンポでノスタルジックな「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」

心地よいテンポのスロースイング。

ベン・ウェブスター(Ben Webster)のサックスも、いつになくソフトで優しげ。

ピアノはオスカー・ピーターソン(Oscar Peterson)

「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」は、アップテンポでホットな演奏が繰り広げられる曲。

アップテンポで演奏されるときには、演奏者同士のスリリングな掛け合いが魅力。

でもスローやミディアムでも、また違った魅力を見せる曲です。

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本当は悲しい曲だけど、インストだとそんなことは気にせずに、熱くご機嫌にスイングしているように思います。