「How High the Moon」聴き比べ【番外編】

「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」の、ピアノとサックス、ヴォーカル以外での聴き比べです。

 

「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」のボーカルでの聴き比べはこちら。

「How High The Moon」聴き比べ【ヴォーカル編】
「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High The Moon)」のいろんなボーカルでの聴き比べです。美しいヴァースから歌っているバージョン、バラード、スイング、ディスコ調。。。。いろんなバージョンを集めてみました。

「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」のピアノでの聴き比べはこちら。

「How High The Moon」聴き比べ【ピアノ編】
「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High The Moon)」をいろんなピアニストで聴き比べしてみました。アップテンポあり、バラードあり、トリオあり、ソロピアノあり。そして同じテンポでも、同じ編成でも弾き手が変われば、同じ曲でも感じが変わります。

「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」のサックスでの聴き比べはこちら。

「How High the Moon」聴き比べ【サックス編】
「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」をいろんなサックスで聴き比べです。ちなみにチャーリー・パーカーはこの「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」と同じコード進行で「オーニソロジー(Ornithology)」という曲を作っていいます。

それでは、聴き比べ、始め!

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まずは、トランペットの演奏から。

珍しく歌わずに、トランぺッターとしてのお仕事に専念しているチェット・ベイカー(Chet Baker)の「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」

ピアノはビル・エヴァンス(Bill Evans)、バリトンサックスにペッパー・アダムス(Pepper Adams)、ベースにポール・チェンバース(Paul Chambers)、フルートにハービー・マン(Herbie Mann)、ドラムはコニー・ケイ(Connie Kay)と、超豪華メンバーで、さりげなくソフトに。

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ギブソンで「レスポール(LesPaul)」という名前のギターまで作られた、人気ギタリスト、レス・ポール(Les Paul)

もともと、その昔、彼はシンガーのメリー・フォード(Mary Ford)と組んで「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」をヒットさせました。

これは彼がトリオで演奏しているもの。

レス・ポールがメリー・フォードと組んだバージョンは、「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」ボーカル編で視聴できます。
https://jazz.fifkoblog.com/how-high-the-moon5/

 

ロック界でも演奏されています。

エリック・クラプトン(Eric Clapton)、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)と共に、三大ギタリストと評されるジェフ・ベック(Jeff Beck)が、レス・ポール版の「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」をカヴァーしたバージョンがこちら。

なぜジェフ・ベックが?とも思いますが、レスポール(LesPaul)はレスポール(LesPaul)という名のギターが作られるくらいなので、ギタリストに尊敬される存在なのかと思います。

 

同じギタリストでも、ジャズ界のギタリスト、ジョー・パス(Joe Pass)の奏でる「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」は、まるでクラシックギターのような美しい旋律で始まって、小粋なスイングへと変化していきます。

同じギターで演奏しても、こんなに違う!

ロックとジャズという音楽の分野の違いもありますが。

個人的には、ジョー・パスの演奏が好きですが。

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オルガンのジャック・マクダフ(Jack McDuff)と、ギターのケニー・バレル(Kenny Burrell)

2人で奏でる「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」はノリノリ。

そしてつくづく、ギターとオルガンは相性がいいなあと思います。

同じオルガンでもジミー・スミス(Jimmy Smith)の「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」は、ちょっとひとひねりしてみましたという感じ。

マッコイ・ターナー(McCoy Tyner)のピアノを従えた、ステファン・グラッペリ(Stephane Grappelli)のバイオリンでの「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」

ヴァイオリンのなめらかなグルーブが心地よいです。

最近ではあまり見かけなくなったような気もするジャズ・ヴィブラフォンの第一人者、ライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton)の「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」

何度聴いても、そのバチさばきに驚いてしまいます。

オーケストラで聴くなら、カウント・ベイシー・オーケストラ(Count Basie Orchestra)の超高速バージョンの「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」がおすすめ。

この曲は、アップテンポ、バラード、ミドルスイング、とテンポは速くても、遅くてもなんでもござれ的な曲なようです。

それだけにバリエーションが多く、聴き比べしているときりがありません!

そしていろんな楽器で演奏されています。

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「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」のボーカルでの聴き比べはこちら。

「How High The Moon」聴き比べ【ヴォーカル編】
「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High The Moon)」のいろんなボーカルでの聴き比べです。美しいヴァースから歌っているバージョン、バラード、スイング、ディスコ調。。。。いろんなバージョンを集めてみました。

「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」のピアノでの聴き比べはこちら。

「How High The Moon」聴き比べ【ピアノ編】
「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High The Moon)」をいろんなピアニストで聴き比べしてみました。アップテンポあり、バラードあり、トリオあり、ソロピアノあり。そして同じテンポでも、同じ編成でも弾き手が変われば、同じ曲でも感じが変わります。

「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」のサックスでの聴き比べはこちら。

「How High the Moon」聴き比べ【サックス編】
「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」をいろんなサックスで聴き比べです。ちなみにチャーリー・パーカーはこの「ハゥ・ハイ・ザ・ムーン(How High the Moon)」と同じコード進行で「オーニソロジー(Ornithology)」という曲を作っていいます。