「身も心も(Body and Soul)」聴き比べ【番外編】

去っていった恋人に、もう一度やり直すチャンスを、と切なく語り掛ける美しいバラード「身も心も(Body and Soul)」

ピアノとサックス、ヴォーカル以外で聴き比べです。

「身も心も(Body and Soul)」のボーカル編はこちら。

「身も心も(Body and Soul)」聴き比べ【Vo編】
「身も心も(Body and Soul)」をボーカルで聴き比べしました。つぶやくように、独り言のように歌う人あり、悲しみを吐き出すように歌う人あり、浪々と歌いこむ人あり。いろんなボーカルスタイルがありました。

「身も心も(Body and Soul)」のサックス編はこちら。

「身も心も(Body and Soul)」聴き比べ【サックス編】
「身も心も(Body and Soul)」をサックスで聴き比べしました。サックス奏者が変わるだけで、サックスの音色も、フレーズも、音のアプローチもずいぶん変わります。オーソドックスな演奏から、変わり種まで、集めてみました。

「身も心も(Body and Soul)」のピアノ編はこちら。

「身も心も(Body and Soul)」聴き比べ【ピアノ編】
「身も心も(Body and Soul)」をピアノの演奏で聴き比べです。どのピアノでの演奏も、美しいのですが、美しさにもいろいろ種類だあるのだなと思わされます。
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トランペットのフレディ・ハバード(Freddie Hubbard)の「身も心も(Body and Soul)」

ぐっとテンポを落として、せつせつと悲しみを歌い上げるように演奏します。

(↓Spotifyに登録すれば(無料でも可)フル再生できます)

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ベースとトニー・スコット(Tony Scott)のクラリネットがそっと静かに音を奏でる中、クラーク・テリー(Clark Terry)のトランペットがリードを取った後、トニー・スコットのクラリネットが引き継ぎ、そこからしばらくしてビル・エヴァンス(Bill Evans)のピアノがポロンと鳴り出すという、静寂に包まれた感じの「身も心も(Body and Soul)」

トゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)の透き通った音色のハーモニカが奏でる「身も心も(Body and Soul)」は軽くスイングしてます。

ピアノはジュージ・シアリング(George Shearing)

モンゴ・サンタマリア(Mongo Santamaría)は「身も心も(Body and Soul)」をスローなラテンで演奏しています。

キューバ出身のパーカッション奏者のモンゴ・サンタマリア(Mongo Santamaría)は、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)の「ウォーター・メロンマン(Watermelon man)」をラテンテイストでカヴァーしてヒットさせた人。

スローなラテンで、ってとこがニクイ。

気が効いてます。

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エラ・フィッツジェラルド(Ella Fitzgerald)の元夫レイ・ブラウン(Ray Brown)による「身も心も(Body and Soul)」

ベースで奏でられるメロデイラインが、ヴォイスのようにも感じられます。

でもこのレイ・ブラウン、1990年代には弟子のジョン・クレイトン(John Clayton)と、現在はひっぱりだこの売れっ子ベーシスト、クリスチャン・マクブライド(Christian Mcbride)の3人のベーシストからなる、スーパーベースも結成しました。

ケニー・バレル(Kenny Burrell)のギターで奏でられる「身も心も(Body and Soul)」は、奇をてらわない、ストレートな優しいバラード。

こちらは泣く子も聞き惚れるジプシージャズ、ギターのジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt )と、バイオリンのステファン・グラッペリ(Stéphane Grappelli)の黄金コンビによる「身も心も(Body and Soul)」

ノスタルジックな感じが、今聴いても、色あせず、かえっておしゃれな感じです。

ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)は、寡黙な男性が、ボソッと一言といった感じのギター。

こちらはジミー・スミス(Jimmy Smith)がオルガンで奏でる「身も心も(Body and Soul)」


「身も心も(Body and Soul)」をいろんな楽器で、聴き比べしました。

個人的には、トゥーツ・シールマンスのハーモニカで演奏される「身も心も(Body and Soul)」は今回はじめて知って新鮮に感じました。

レイ・ブラウンのベースで奏でられる「身も心も(Body and Soul)」もしみじみとした感じで素敵です。

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「身も心も(Body and Soul)」のボーカル編はこちら。

「身も心も(Body and Soul)」聴き比べ【Vo編】
「身も心も(Body and Soul)」をボーカルで聴き比べしました。つぶやくように、独り言のように歌う人あり、悲しみを吐き出すように歌う人あり、浪々と歌いこむ人あり。いろんなボーカルスタイルがありました。

「身も心も(Body and Soul)」のサックス編はこちら。

「身も心も(Body and Soul)」聴き比べ【サックス編】
「身も心も(Body and Soul)」をサックスで聴き比べしました。サックス奏者が変わるだけで、サックスの音色も、フレーズも、音のアプローチもずいぶん変わります。オーソドックスな演奏から、変わり種まで、集めてみました。

「身も心も(Body and Soul)」のピアノ編はこちら。

「身も心も(Body and Soul)」聴き比べ【ピアノ編】
「身も心も(Body and Soul)」をピアノの演奏で聴き比べです。どのピアノでの演奏も、美しいのですが、美しさにもいろいろ種類だあるのだなと思わされます。